お気付きの点がありましたらご指摘いただけますと幸いです。
自由度

(ここでは

とする)の

分布の
確率密度関数は以下である。任意の

についてこれを上から抑える可
積分関数

を考える。

まず、Gurland’s double inequality [1] より、任意の

について以下の式が成り立つ。したがって、任意の

について

が成り立つ。

また、

は以下より

に収束するのであった。なお、この波括弧の中身は

について単調増加である(証明略)。
![\displaystyle \tilde{f}_n(t) = \left( 1 + \frac{t^2}{n} \right)^{-(n + 1)/2} = \left( 1 + \frac{1}{n / t^2} \right)^{-1/2} \left\{ \left( 1 + \frac{1}{n / t^2} \right)^{n/t^2} \right\}^{-t^2/2} \xrightarrow[n \to \infty]{} \exp \left( - \frac{t^2}{2} \right)](https://chart.apis.google.com/chart?cht=tx&chl=%20%5Cdisplaystyle%20%5Ctilde%7Bf%7D_n%28t%29%20%3D%20%5Cleft%28%201%20%2B%20%5Cfrac%7Bt%5E2%7D%7Bn%7D%20%5Cright%29%5E%7B-%28n%20%2B%201%29%2F2%7D%20%3D%20%5Cleft%28%201%20%2B%20%5Cfrac%7B1%7D%7Bn%20%2F%20t%5E2%7D%20%5Cright%29%5E%7B-1%2F2%7D%20%5Cleft%5C%7B%20%5Cleft%28%201%20%2B%20%5Cfrac%7B1%7D%7Bn%20%2F%20t%5E2%7D%20%5Cright%29%5E%7Bn%2Ft%5E2%7D%20%5Cright%5C%7D%5E%7B-t%5E2%2F2%7D%20%5Cxrightarrow%5Bn%20%5Cto%20%5Cinfty%5D%7B%7D%20%5Cexp%20%5Cleft%28%20-%20%5Cfrac%7Bt%5E2%7D%7B2%7D%20%5Cright%29)
よって、

のとき、任意の

について

である。
他方、

のとき、

は

で最大値をとるので

である。
よって、以下の
は任意の
について
を上から抑える。

また、
は
で積分すると
である。
よって
は可積分である。