Skype数学勉強会 確率論セミナー の参加メモ
読んでいる本(現在はサブテキスト): はじめての確率論 測度から確率へ : 佐藤 坦 : 本 : Amazon
21回で読んだ範囲: 176~179ページ
22回で読んだ範囲: 179~182ページ
記事タイトルのカッコ内の数字は、ウィキに合わせて休講もカウントした回数にしました。
以下申し訳程度のメモ。
21回メモ
- 命題 15.2: のときが不明。
- 補題 15.2: のとき成り立たない( を1つもつかわなければいいだけだけど)。
- 179ページの4行目の最初は ではなくて の誤植。
22回メモ
- コンパクト: ある部分列が収束する。
- ボルツァーノ=ワイエルシュトラスの定理 - Wikipedia
- 182ページ3行目も誤植。
例題15.4の部分列の取り方
帰納的に単調増大数列 を定義して、 が収束するようにする。
まず に対して、 の定義から、ある が存在して
をみたす。
次に、 に対して まで定義できているとき、 を次のように定める。
の定義から、ある が存在して
をみたす。
こうして単調増大列 を得る。
こうすると、
が常に成り立つので、を取り、
となるので、
となる。(はさみうちの原理)