Skype数学勉強会 確率論セミナー に参加させていただきました
読んでいる本: 確率論 (岩波基礎数学選書) | 伊藤 清 | 本 | Amazon.co.jp
前回:メモ6 / 次回:メモ8
目次:確率論(岩波基礎数学選書)
今日読んだ範囲: 14~17ページ
- 業務連絡:
- 3/3 は休講。
- ウィキにもあるように1章と2章の間で以下のテキストをつかいます。
- 例題1.2 (vii) (viii):
- 2乗の期待値を最小に抑えたいシチュエーションって何だろう…まあいいや…。
- 1.3節に突入:
- (再掲)「サイコロをふって出た目をみる」という試行から「サイコロをふって出た目の数が偶数か奇数かだけみる」という新しい試行をつくれる。これを、オリジナルの試行の、X による混合という(この場合は、Ω^X = {偶, 奇})。
- 新しい試行での確率法則は、P^X と一致。新しい試行での確率変数 φ も考えられる。
- Ex. トランプを引いて出たカードを見る(オリジナルの試行)
→ トランプを引いて出たカードのスートだけ見る(混合してつくって新しい試行)
→ スペード:1点、ハート:2点、ダイヤ:3点、クラブ:4点(新しい試行の上の確率変数)
- Ex. トランプを引いて出たカードを見る(オリジナルの試行)
- 定理1.9:
- φ は全射でないといけないのかという議論があったけど、定義的に必ず全射なのではないだろうかと思った。φ(Ω^X) にどのトランプのカードからもたどり着けない元があったら別だけど、つくり方的にそんな元を含んでいるように見えない。
- トランプのスペード、ハート、ダイヤ、クラブの型名をスートというのいまいち浸透していないですよね。
でもあれは試行と見本点は同じで、確率法則が違う例だから、今回の例ともまだだいぶ違った…道のりは長そう…。