Skype数学勉強会の確率論セミナーに参加させていただいたメモ。
教科書はこれ。
確率論 (岩波基礎数学選書) 伊藤 清 岩波書店 1991-05-30 売り上げランキング : 124119 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
今日読んだ範囲: 3~5ページ
以下、思ったこととメモがごちゃ混ぜになったもの。
- 試行、見本空間: 自分で例を挙げてみると、「未来のある時点にドル円のレートを確認する(いろいろ曖昧だけど)」という試行なら無限試行になるはず。(どこで買う/売るのかにもよるけど)レートは0.1銭単位とかの離散値だけど、いくらになるかは無限なので(一応)見本空間は無限集合になる。
- 余事象、和事象、etc.: イメージすると、OCO注文の約定は利益確定と損切りの和事象。このときの利益確定と損切りは排反事象(いうまでもなくこんな例は載っていない)。
- 確率測度: 事象を入れると確率にしてくれる関数 が確率法則で、これが確率の公理も満たすなら は確率測度。確率の公理は進研ゼミでやった、じゃなくてこの本でやった。
- 帰納法は便利。
- 見本点に対する条件として事象を表現するのは、「ドル円が118円50銭未満になる」のようなイメージ。
例題をやっておく。
確率測度 に対して以下を証明せよ。
- のとき、成り立つ。
- のとき、成り立つ。
- のとき、成り立つ。
- のとき成り立つと仮定する。
- のとき、
- 最後の等号が手抜きに過ぎるけど までの和にするにあたって補充すべき項が補える。